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あんさんぶるスターズ!

第13章 宣戦布告




移動教室のため、いつものメンバーで移動していた

『あれ、プリント忘れちゃった。取ってくるね、先に行っててー!』

真「わかったー」

教室に戻り、忘れたプリントを持って後を追いかけた

『あれ?』

北斗「あったか?」

『待っててくれたの?先に行っててよかったのに……』

北斗「あぁ…。聞きたいことがあったんだ」

『何?』

北斗「若葉……俺達に何か隠してないか?」

『えっ………?』

歩く足が止まった

『(性別?アイドルだったこと?何でそんなこと…)』

北斗「若葉?」

『隠し事なんて、してないよ?』

微笑みながら絞り出した言葉はそれしか出なかった

北斗「……そうか」

『うん!』

北斗「変なことを言って悪かったな」

『ううん!早く行こう!』

北斗「あぁ」

嘘を付く度に胸の中に黒いモヤモヤが大きくなっていく

『(大丈夫……「私」は大丈夫…)』


―――――


授業が終わり、お昼ご飯

Trick starのみんなとご飯を食べるため食堂へ来た

『何にしようかなぁ……』

真緒「決めたか?」

『まだ…』

真緒「お前優柔不断だもんなぁ」

『全部美味しそうなのが悪い』

真緒「何だそりゃ。ていうか、大神に勝負挑まれてるんだって?」

『あぁ…うん……2日間も言い続けられてる…』

真緒「2日間も…!?」

『夢にも出てくるよぉ……』

真緒「(元アイドルってバレたのか…?何で若葉に勝負なんて…)」

『よし、これにしよ。いこ、まーくん』

真緒「おう」

ご飯を持ってスバルたちの待つ席へ向かった

スバル「遅かったね!」

『あはは……迷っちゃって……』

北斗「優柔不断だったな、そういえば」

真緒「メニューの前でずっと考え込んでた」

『言わなくてもいいじゃん!恥ずかしいなぁ』

みんなでご飯を食べて解散

若葉は図書室で資料を見ていた

『………あ、そろそろ教室戻らなきゃ…』

図書室を出て教室へと向かう


晃牙「見つけたぞ」

『大神くん…』

晃牙「………」

『………』

晃牙「俺様と勝負しろ。若葉」

『僕はただのプロデューサーだよ。どうしてそんなに…』

晃牙「……」



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