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あんさんぶるスターズ!

第10章 襲来




『!』

つむぎ「あ、夏目くん~!」

『夏目…くん?』

もしかして…同じクラスの…

夏目「あァもう、いちいちひっつかないでほしいんだけド…っと、キミハ…」

『あ、白雪若葉です、この前2Aに転校してきました』

夏目「へェ…」

夏目は若葉を少し見つめてから目を逸らした

夏目「同じクラスだネ。よろしク」

『はい、よろしくお願いします!』

夏目「同じクラスなんだかラ、敬語じゃなくてもいいヨ」

『あ、うん、わかった』

夏目「キミは素直でいい子だネ」

夏目は若葉の頭を撫でた

『え…?』

つむぎ「若葉くんには優しいのに何で僕には厳しいのかなぁ」

夏目「うるさいヨ、センパイ」

『あ、あの…』

夏目「ところデ…こんな時間だけど帰らなくていのかイ?」

『え…っ?』

図書室の窓から外を見ると真っ暗

『あーー!!しまった!!』

つむぎ「こんな時間まで引き止めてしまっていたんですね…。すみません」

『あ、いえ!大丈夫ですよ!お役に立てて嬉しいです!』

夏目「気をつけて帰るんだヨ?」

『うん!ありがとう!』

つむぎ「いい子ですね、若葉くん」

夏目「若葉くん…ねェ…」



『こんな時間になっちゃったよ…!!…あれ、レッスン室に電気ついてる…』

隙間から少し覗いた

鉄虎「忍くん、遅れてるッスよ!」

忍「わかったでござる!」

鉄虎「翠くん!すぐ休憩しちゃダメッス〜!!」

翠「もう疲れた………」

『(みんな…)』

鉄虎「先輩たちの足を引っ張ることになるッスよ?」

『でも詰め込み過ぎも良くないよ?』

忍「白雪殿!」

鉄虎「若葉先輩!」

翠「いつから……」

『さっき。電気が付いてたから気になっちゃって……』

忍「まだまだ練習が足りないと思い…」

『まだ時間はあるから、ゆっくりやっていこう?今日はここまで!はい、片付けて!』

鉄虎「押忍!」




忍「終わったでござる!」

『よし、じゃあ帰ろうか』

そして3人と校門を出て、それぞれに帰って行った


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