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秘密

第7章 難しい恋


みちside

仕事を終えて家に帰り

汗の匂いををシャワーで洗い流し

早めにベッドに潜りこんでみたものの


体は疲れてくたくたなのに

なぜだか目がさえて眠れなくて


仕方なくベッドの上でスマホをいじり

時間を潰していると



玄関から

短いインターホンの音が聞こえてくる…


手にしていたスマホで時間を確認すると

時計はすでに1時を指していて


ごそごそとベッドから抜け出し

恐る恐る玄関まで歩いていくと



ドアの外から


「みち…」


そう聞きなれた声で私の名前を呼ぶ

声がして



慌てて玄関の扉を開くと



亮ちゃんの体が勢いよく

私に寄りかかってくる



「重いよ亮ちゃん…(汗)!!」



文句を言いながら

私にもたれ掛かる

亮ちゃんの体に触れると

体がすごく熱くて……



「亮ちゃん…大丈夫?」


そう言って

おでこに触れる私に亮ちゃんは


「悪いけど…ちょっとだけ休ませて(笑)?



なんて熱で赤く火照った顔で

にっこりと笑いかけた…
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