第4章 幼馴染の中学時代の初カレ
谷地「でも、さすがに嘘ついたのは酷いですね」
日向「大魔王様は萩野さんが好きなのか?」
田中「どうなんだぁ影山!?」
影山「どうでしょう?愛弱していたので好きよりシスコンオーラが半端無かったっス。後、恵理はモテますよ」
田中「…嘘だ…」
恵理『おい、〈嘘だ〉とはなんだ嘘とは。』
澤村「恵理はモテる側だぞ、誰が見ても」
菅原「だべ」
山口「1年生では隠れファン居ますし」
恵理『え、いるの?!」
月島「そういやー、クラスの奴が恵理に告って振られたって泣いてました」
谷地「あ、ウチのクラスの男子も泣いてました!」
日向「俺のクラスにも3人泣いてましたよ」
恵理『あー…そいういやぁ〜、ここ1週間に10 告白で呼び出されたけど…泣くほどとは…💦』
清水「恵理ちゃん、凄い」
旭・西・菅『恵理ちゃんパッネェ』
澤村「告白され過ぎだな…しかも全部、断ってるんだな」
恵理『はい、まぁ〜。気になる人居るので付き合えませんって言って断ってます』
田中「恵理、お前!気になる奴いんのか!?」
恵理『失礼な!居ますよ!』
澤村「…『気になる奴いるのか…』」
日向「お、同じ学校の人ですか??」
月島「何で敬語なの」
山口「さぁ?」
恵理『同じ学校で背が高くって年上で優しくって、かっこよくって面倒みが良くって守ってくれそうで、怒る時には怒ってくれそうな頼り甲斐がある人です。』
西谷「恵理って、意外に理想高いな」
谷地「バレー部の皆さんも頼り甲斐がありますよ!優しいですよ!」
日向「谷地さん、いい人!」
清水「そうだね(^^) でも、恵理ちゃんが言ってたのって全部、澤村に当てはまる」
澤村「え!」
菅原「お、確かに大地だよな」
月島「ていうか、気になる人ってキャプテンだったりして」
影山「そうなのか、恵理?」
山口「恵理ちゃんはキャプテンみたいな人が好きなんだね」
澤村「コラコラ、やめなさい///」
澤村は慌てて注意したが頬は赤かった
恵理『澤村先輩みたいな人が好きって言うか、先輩みたいな人に憧れるんです』
澤村「憧れかぁ…言われたことないから照れるな」
田中「恵理、叶わぬ恋をするな…振られたら慰めてやる!」
恵理『まだ振られてないわよ!てか、告ってもないのに振られるとか龍じゃあるまいし』
田中「なんだと!」
影山「及川さんにはめられたとはいえ俺は恵理の事好きですよ」
部員達『え!』