• テキストサイズ

Misanthropy Syndrome

第4章 疑心。


「…っくそぉぉぉ!!!!!」
慶介はそう叫ぶと部屋から出て行った。


力が抜けて、私は膝から崩れ落ちた。
わけがわからなかった。
どうしていいか分からなかった。

やっぱりあのメールは全部、
ブレーキを壊したのも全部…


慶介?




私は、すぐに部屋に鍵をかけて、
すぐに遼平に連絡をした。

そして、慶介からのメールや電話を
拒否にした。

でも、もう家を知られている。
また部屋の前で待たれるかもしれない…。

私は怖くてたまらなかった。

私は膝を抱えて小さくなって泣いた。

/ 60ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp