第2章 きっかけ。
カフェにつくと慶介といろんな話をした。
慶介は一個上なだけなのにすごく大人っぽく感じた。
すごく楽しくて、なんだか少しドキドキしていた。
あっという間に時間は過ぎ、
慶介は家まで私を送ってくれた。
「今日はありがとうございました!」
私は頭を下げた。
「いやいや、それこっちのセリフ。また遊ぼうね。」
そう言って慶介は私の頭を撫でた。
「じゃぁ、またね。」
そう言って私が手を振ると慶介も振り返してくれた。
「また、メールするわ!じゃぁな!結衣!」
慶介はニコっと笑い帰って行った。
私はなんだか浮かれながら部屋へ戻った。
そして、浮かれながらその日あった事をブログを更新した。
慶介にもブログを教えていたので
すぐに慶介がコメントをくれた。
そして、約束通り慶介からメールが来た。
私は大学はじめての恋のようなものに
完全に浮かれきっていた。