第1章 クロ猫彼氏とワタシ

「イク時は、ちゃんと言えよ……？」


ヒカリは俺の声に弱い。
いや、耳が弱いのか……？
まぁとにかく、耳元で囁くと
ナカが更にキツくなった。


「んぁっ、てつろっ！！ あっ、あっんっ！！ イッちゃう！！ あっ、あっ！！ イッくぅ！！！」
「ぅくっ……」


俺のが食いちぎられるんじゃないか
それ程の圧迫感と
弓なりに仰け反って
ヒカリは果てた。


全身にうっすらと汗を滲ませ
肩で息をしている。

あぁ、ホントエロいわこいつ。