第1章 クロ猫彼氏とワタシ
目の前で最愛の彼女が
俺を使ってオナってる……。
オトコなら
スグにでも
押し倒すような
シチュエーションでも
俺は我慢する。
ぎこちない腰の動きも
胸やクリトリスを弄るその細い指先も
全てが妖艶で
感じているヒカリの顔を見ているだけで
俺は充たされていく。
「あっ、鉄朗、見ないで……だめぇ……」
時折漏れる
頼りないその声。
あぁ、
お前はなんで
そんな可愛いんだよ……
なんて思いながら優しくキスをする。
「はぁっ、んっ、鉄朗……ぃぁっ……んんっ……」
ナカが段々キツくなる。
どうやらイキそうらしい。
息遣いも、手の動きも
段々と早くなっている。