第14章 クロ猫彼氏とボク
部屋に入った瞬間、
眼鏡くんとヒカリが重なり合っていた。
ヒカリは真っ裸だし
眼鏡くんのソレは今まさに
ヒカリのナカに挿入された。
俺以外の奴とヤッている……。
俺以外に乱されているヒカリ。
俺のオレは瞬時に熱をもった。
「なに……してんだよ……」
「なにって、見てわかりませんか?」
眼鏡くんは腰を振りながら余裕の表情。
ヒカリは顔を覆ってはいるが
時折甘い声が漏れている。
「ヒカリさん、黒尾さんが入ってきてから締まりが良くなりましたよ? 見られて興奮してるんですか?」
「ちがっ……も、やめて……」
「やめてって言いながらも、ナカ凄い締め付けて僕を離してくれないじゃないですか……」
「んっ……てつろ……」
『助けて』
そう聞こえた気がした。