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【ハイキュー 裏夢】クロ猫彼氏と月の王子様

第14章 クロ猫彼氏とボク




休憩中、黒尾さんに声を掛けられた。


「ねーねー眼鏡くん」
「なんですか?」
「………………蛍ちゃんて、知ってる?」



全然気にしてなかったけど
気にしてなかったからこそ
心臓が飛び出るかと思った。



「なんでですか?」


平静を装ってはみるが
この人にどこまで通用するかわからない。



「いやさ、うちの……マネージャーがさ?」


マネージャー……? 彼女デショ……?



「どうしたんですか?」
「その、蛍ちゃんって名前出してて……知らないかなーって?」



こんな回りくどい言い方……
はっきり言えばいいのに……。



「どうして僕なんですか?」
「いや、昨日一緒に居るの見たからさ……もしかしたらと思って」



見えてたんだ。


「僕の事です」
「!?」
「……って言ったら、どうしますか?」


明らかに動揺してる。


「よーし! 次だ次ぃーー! 次こそかぁーーーつ!!!」



木兎さんの一言で
再びミニゲームが始まった。


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