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【ハイキュー 裏夢】クロ猫彼氏と月の王子様

第13章 未練タラタラなオレ




マズイだろ。


このままヒカリが起きたら
誰か戻ってきたら。


しかし、
振りほどこうにも
どこにそんな力があるのか
ヒカリの腕はびくともしない。



その状態で居ること数分。
ヒカリが動いた。


ゴニョゴニョと再び聞き取れない
寝言を言ったかと思うと
腕に更に力が込められた。



おい、おい! おい!!!


俺の心の叫びも虚しく
俺たちの唇は重なった。


2週間ぶりのキス。



求めてはいたが
こんな形でするのは
凄く虚しい。



虚しいが、
俺のオレは
無惨にも反応してしまう。


極力腰を浮かせ
ヒカリに触れないように努力はするが
本当に寝ているのかと思うほど
グイグイと身体を擦り寄せてくるので
時折足に当たってしまう。


その刺激が
なんとも言えない感覚で
更に血流が集まってしまう。


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