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【ハイキュー 裏夢】クロ猫彼氏と月の王子様

第6章 遠い思い出とボク





「研磨ちゃーん!! 頑張ってーー!!」


相手チームの応援。
わざわざ東京から来たのかと
チラッと目を向けた。



会場に居た
全員の視線が声の主に向いていたはず。


でも、
僕の視線は
声の主の隣で
あたふたしている
彼女に向いていた。





居るはずのない彼女。
小学生の時
引越して行った彼女。
数年後
父親だけが帰ってきた。
その翌年
今度は母親だけ。


彼女は
帰って来なかった。


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