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交わりの祠【R18】

第7章 黒闇家は鬼の血を引く


ぬちゃ…


指先に自分から溢れた蜜が触れる

温かく、ぬるぬるしていた



「ほら、開いてよく見せろ。俺が欲しいんだろ?」



八千代は赤い瞳を細めて鈴音を見下ろす


鈴音はごくっと唾を飲む



欲しい…

すぐにでも欲しい…



八千代から与えられる刺激も、絶頂に達する気持ち良さも知ってしまった今、我慢なんてできない


そのうえ、八千代の瞳にドキドキした


見られている


その事が鈴音を興奮させる



「鈴音」


「は…はい…」



鈴音にある恥じらいは徐々に無くなり、八千代を求めて指先に力を入れ、ゆっくりと左右に開く


ぬちゃっ…と再び音がして蕾や蜜壺が露になると、八千代は満足そうに声を上げた



「あぁ、よく見える」


「八千代さん…触れて…下さい」


「そうだな。褒美をやらなきゃな」



八千代の指がつん、と蕾に触れる



「あぁん!!」



更にグリグリと弄られ、鈴音は我慢できずにはしたなく喘ぐ


待っていた快感の波に鈴音は思わず手を離してしまう


すると八千代の手も止まった



「ダメだろ、鈴音。ちゃんと押さえてないと弄れないぞ」


「あぁん…そんな……」



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