第7章 黒闇家は鬼の血を引く
知らない土地で、初めて来た八千代の部屋
気になることはたくさんあるはずなのに、鈴音は既に八千代の事しか考えられなくなっていた
「んっ…ふぁっ…」
「なんだ、声を抑えてるのか?そうだな。他の奴らに聞かせるなんて勿体ないもんな」
八千代の口が右胸の飾りを咥える
ちゅぱっと何度も音をさせると、今度は熱い舌で飾りを転がす
「ずいぶんと固くなってるな。やっぱ感じてるだろ」
「……っ」
「答えないつもりか?」
八千代の舌がピタリと止まる
鈴音は涙を浮かべて八千代を見つめた
「どうした?少しって約束だったし、ここらへんで終わりにするか」
「あっ…そんな…」
「なら言ってみな、鈴音」
鈴音は顔が赤くなるのを感じた
恥ずかしいが、このまま止められるのも切ない
「八千代さんの舌で感じてました…。だから、もっと…して下さい」
「へぇ?」
八千代はニヤリと笑うと勢いよく鈴音の着物の裾をめくり上げる
「き…きゃぁっ!」
突然の事に慌てた鈴音だが、八千代に横にされ足を大胆に開かれていた
もはや一瞬の出来事で抵抗する余裕すらない
「なるほど。感じてたっていうのは本当みたいだな」
丸見えになった秘部を眺めながら八千代が呟く