第4章 交わりの祠
八千代は目を見開く
鈴音の胸、腹、蕾に蜜壺
全てに唇をあて、舌を這わせた
しかしまだ唇と唇を重ねていなかったことに驚く
「鈴音…お前、可愛いな」
「やん。焦らさないでくださ…」
今すぐして欲しいとばかりに鈴音は八千代を見上げる
八千代に断る理由は無かった
「鈴音…」
「ふぁっ…八千代さ…」
唇が重なると、すぐに舌が絡み合う
クチャクチャと音をさせ、唾液が混ざる
一方、指を増やして蜜壺をかき回すのも忘れない
「まったく。両方とも淫らな口だな」
「はぁん…はふっ…んんっ」
もう白濁した液は無くなり、透明だった蜜がかき回されて泡立ったように溢れだす
「下は、もう平気なようだな」
すっと指が抜かれ鈴音は涙をぼろぼろとこぼす
そんな鈴音を見て八千代はクスッと笑う
「どうしたんだ」
「いじわるっ。淋しいです…」
「淋しい?弄ってもらえなくて?それとも俺のを出しきっちゃったから?」
「りょ…両方です」
鈴音は八千代に抱きつく
鈴音の肌は柔らかく、とても熱かった
そんな鈴音が可愛くて、八千代は笑みを消さずにいられなかった
「まったく、お前は。これじゃキリが無いぞ」
「ん…だって…ずっと一緒にいたいですもん…」