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交わりの祠【R18】

第14章 龍の巫女



気がつけば鈴音は八千代に担がれていた


今度こそ観客が慌てて止めに入ろうとしたが



「何人たりとも我らの邪魔をすることは許さん!」



龍神のような八千代の台詞に皆が動きを止める





八千代は人の間をかき分けると、森を抜けて向かったのは神殿だった




中は相変わらずひんやりしていて過ごしやすい



「あ、あの…八千代さ…」



再び唇が重なり、侵入してきた舌が口内を犯す



「んっ…八千代さん…」


「あぁ。鈴音…お前は…」



八千代の瞳に映る自分は、目をとろんとさせて八千代を求めていた



「八千代さん…私の、舞…どう、でしたか?」



角度を変えながらのキスに鈴音は酔いしれる



「綺麗だった。龍神も見惚れただろうな」


「んっ…なら、ご褒美…下さい…」


「当たり前だ。立てなくなるぐらい抱いてやる」



八千代は器用に鈴音の衣装を脱がしていく


かんざしが抜かれ、鈴や扇子が転がる


そんなものには見向きもせず、八千代の手は鈴音の胸を撫で始めていた



「あんっ…」



優しく、それでも形が変わる程に揉まれ、鈴音は甘い声を漏らす



脱いだ着物の上に横になれば、覆い被さった八千代が舌先で胸の飾りを転がした


甘美な刺激に鈴音は身をよじる


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