第14章 龍の巫女
ーーー……
「…っ、あんっ!」
八千代に跨がりながら鈴音は背をのけ反らせる
夕食前に湯を浴びたが、またしても汗をかいていた
「や、八千代さぁん…っ」
「どうした。もう終わりか?」
下から八千代に見つめられ、鈴音はゾクゾクとした
「ま…だ…ですっ」
鈴音は必死に腰を振る
二人は指を絡ませて手を繋ぎ、八千代はただただ快感を味わう鈴音を見上げるだけだ
鈴音は昼間の稽古で疲れきっていた…はずだった
しかし、八千代を求めて必死になっている
「んっ…んっ…あっ!!」
「ほら、もっと動け」
「…はいっ」
気持ち良いところを刺激すれば鈴音の体が一際大きく跳ねる
「やぁぁん!!」
またしても絶頂に達してしまった
息は乱れ、呼吸に合わせて胸も揺らす
「八千代さん…ごめんなさ…」
自分ばかり気持ちよくなってしまい、鈴音は申し訳ない気持ちになる
だが、八千代はニヤリと笑うと繋がったまま鈴音を押し倒す
「お前のいい顔が見れた。下から眺めるのも悪くない、が」
「あっ!!あぁん!!」
八千代に最奥を突かれ、鈴音は叫ぶように喘ぐ
八千代は絶頂に達したばかりの鈴音を攻めるのが好きだった