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交わりの祠【R18】

第14章 龍の巫女




翌朝


既に八千代は仕事をしているようで部屋にはいなかった


代わりに桜に起こされ鈴音は目を覚ます



「鈴音様、お加減はどうですか?」


「ちょっと…体がダルいかな…」



昨日も八千代と交わり続けたが、今までにないくらい荒々しい行為だったため、寝ても疲れが取れなかった



「では、こちらをどうぞ。元気が出ますよ」



そう言って桜が差し出したのは果実を絞ったジュースだった


この時期の特産品だと聞く



全て飲み干して器を返し、鈴音は桜に尋ねる



「桜ちゃんは、八千代さんが怒っている理由…わかる?」



そう言われ、桜はきょとんとしたが、直ぐに笑う



「えぇ。去年の帳くんを見ているようで」


「そ、そうなの…?じゃぁ、何で怒っているのかな?」


「恐らく衣装、だと思います」


「衣装?」


「はい。あ、では私が試しに着てみましょうか」



そう言って桜は部屋を後にすると


数分後変わった装いで現れる



「これが舞姫の衣装です」


「うわ…すごい露出…」



鈴音は驚いて目を見開く


全体的に巫女装束なのだが…


肩は出て、胸の谷間が見え隠れするほど際どい


更に問題なのは足だ


緋袴はとても短く、足が膝上まで露出している


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