第12章 ★桜の秘め事(～P182)

「ほら…全部…入ったぞ」



桜はお腹が窮屈になったような、苦しい感覚だった


しかし、帳から与えられる刺激にすぐに酔いしれることとなる



「動くぞ」



ぬちゃ…ぬちゃ



そんな音を立てながら帳がゆっくりと動き出す



「あん…あん、気持ちいいっ」


「ならもっと動いても良さそうだな」


「えっ？あっ！？あん、あん！！」



突然動きが加速し、激しく突き上げられる


指先まで痺れるような快感に桜は背中をのけ反らせた



肌がぶつかり合い、蜜が溢れ出す


激しく乱れた桜は


もっと、もっと欲しい


そんな事を考えながら帳を咥えていた



「帳くん…！私…また…」


「あぁ、いいよ。イって」



角度を変えた帳は中の壁を擦るようにして突き上げてくる


その気持ちよさに桜は絶頂を迎えた


蜜壺は痙攣しながらも帳の欲を絞り取ろうとする



「くっ…よく締め付けるな」


「あっ、待って！今は…まだ…」



ビクビクと痙攣したまま突き上げられ、桜は何も考えられなくなっていた


より激しさを増した律動に桜は髪を乱し、更に足を広げて帳を求めていたのだ



「あっ…出るぞ…」


「あん、あんっ！！」



ドクン、と中で帳のモノが脈打つ


と同時に熱いものが注がれていた