第2章 力の増大
八千代の動きがピタリと止まる
その中指は鈴音の蜜壺が咥えこんでいた
「痛いってまさか…お前処女かよ」
「……そう…です…」
「嘘だろ。こんなに濡らして」
八千代はごくりと唾を飲む
このまま最後まで犯したい衝動に駆られる
わずかな理性は失われかけていた
熱くなった八千代自身は着物の下で質量を増す
「慣れろ」
「えっ…や、あぁっ!」
ぐちゃぐちゃと水音が響く
鈴音は蜜壺をかき回されていた
蜜は溢れでて止まることを知らない
「八千代さ…はぁっ!はぁっ…私、おかし…」
「いいぜ。イけよ!」
「あっ、あぁぁぁっ!!」
鈴音が背中を反らすと胸がぷるんと揺れる
絶頂を迎えた鈴音の呼吸は乱れ、涙で化粧が落ちていた
しかし、それですら色っぽい
「くっそ…我慢できねぇ」
八千代は着物を脱ぎ捨てる
鈴音は男の体を見るのは初めてだ
当然、重力に逆らう男の象徴を見るのも初めてだった
太く、大きいそれを見て鈴音は目を見開く
「な、なにを…」
「決まってんだろ。お前の中に挿れんだよ」
「嘘…」
信じられなかった
そんなに大きいものが入る訳がない
しかし、どこかで期待している自分もいた
蜜壺が早く咥えたくてキュッと締まる