第2章 土曜日の試合。
練習が始まって少したった頃、
黒髪のとっっってもキレイな人が入ってきた。
大「おぉ!清水。」
清「お疲れ。」
大「あぁ。来て早速で悪いんだが、マネージャー志望の一年がいるから任せてもいいか?まだ仮入部だけどな。」
清「わかった。」
私なんかが近づいてもいいのだろうかとドキドキしていると、部長に手招きされた。
ドキドキしすぎて横歩きになってしまった…恥ずかしい。
てか遠目に山口くんと月島くんお腹抱えて笑ってるし…!!!!
くぅ…恥ずかしい。
清「清水潔子です。よろしくね。」
「ふぁいっ!楠夏蓮です!よろしくお願いいたします!!」
清「ふぁい…?」
大「そんなに緊張しなくても大丈夫だって…それじゃ、清水、頼んだぞ。」
部長は、苦笑いを浮かべると練習に戻っていった。
緊張するなと言われても!
こんな美人を目の前にしたら同性だって緊張するさ。
その後、清水先輩は更衣室に案内してくれて、無事ジャージに着替えることができた。
初日ということもあって、主に見学だった。
そして、仮入部だったから今日は途中で抜けてきた。
だって、入部届けの提出があるんだもの!!