第7章 不定期開催のアレが…
「失礼だけど
調査偵察班周辺は女性立入禁止なんだ…」
「知ってますよ〜♪
でもこの研究結果を渡して来いって
リーダーが言ったので〜♪」
ニコニコと女の人は答える
ホールさんは…
笑ってはいるけどとても疲れている
「はは… それはどうもありがとう
じゃあ、これで…」
ホールさんがすぐに話を終わらせようとした時
「待ってくださいホールさん!!
私達まだ他にも用件あるんです♡」
キャッ、キャッと黄色い声が聞こえる
そのままホールさんは強引に女性達によって
部屋の外にでてしまった
ーーーバタン
「よっしゃあ!
ホールがいない時の限定開催
俺たちもはっちゃけようぜの会を
開催するぞ!!!」
イェーイ! と楽しそうにしている
フィルさんとエリオット
ホールさん本当にごめんなさい…
止められそうにありません…
「えーとりあえず今回は
俺への罰を配慮した結果
ホールに悪戯はなしだ!!
流石にもう疲れちまう」
「それでもいいと思いますよ〜!」
「成長しましたねオリヴァー♪」
ホールさんが救われた…!
「そんなわけだからなっ
今回はティナの誘惑お披露目会だ」
!?!?
「えっ、ちょっと待ってください
そんなの初めて聞きましたよ」
「はぁ?あたりめーだろ
初めて言ったからな」
「私の誘惑ですか???
この中で1番小さくて年下がやるんですか?
もっと適任がいますよね?
女性経験がありそうなフィルさんとか…」
「私ですか?
女性経験ならエリオットでしょう?」
「なんで僕になっちゃうんですか〜!?
確かに〜… 恋人はいましたけど〜…
今はいませんから〜!!
言い出したオリヴァーが
やればいいじゃないですか〜!」
あっ… いたんだ…
そりゃそうだよね
こんなにもイケメンで洞察力に優れていて
気配り出来そうな親しみやすいから尚更…
「なんで俺がやんなきゃいけねーんだ
フィルとエリオットは見たか知らねーけど
ティナの誘惑はすげーんだよ!!!
男の俺でも惚れんな!!」
「えっ!? いやっ、ちょっと…」
「あ〜!そういう事ですね!
僕もティナの誘惑見ちゃいました〜!
とってもカッコよかったですよ〜!」
「ティナは女性経験が豊富なんですね
是非とも見てみたいです♪」
だから私が女性だってば!!!