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突然ですが、これから貴女は諜報員です。

第4章 俺たちもはっちゃけようぜの会


フィルさんがオリヴァーの机の上に
見た目はただの黒い箱のようなものを置いた
銀色で小さく文字が書いてある…
なになに… supeR …

待ってくださいフィルさん。
その黒い箱は
私の中では最新型の情報処理機な記憶がーー


「これ、最新型じゃないですか〜!
フィル流石です〜!」


笑顔を弾けさせて
普段より可愛さ3割増しのエリオットさんが言った


「よく、ご存知で。
とりあえず、この部屋にある電子機器を操れるように操作しますね…」


そう言って手馴れた様子で最新型の情報処理機を操作するフィルさん
何がどうなっているんだろう


「すいませんティナ〜
一瞬だけどいてもらってもいいですか?
大きな荷物が通りますよ〜」


そう言ってどこから持ってきたのか多種多様なお酒を運んでいるエリオットさん
何がどうなってしまったんだろう


「ティナ〜 今暇してるだろ
こっち手伝ってくんねーか
小型爆弾仕込むだけだぞ」


そう言って大量の小型爆弾を見えないように仕込んでいくオリヴァー
何故だろうツッコむ気力が失われていく

とりあえずオリヴァーと一緒に小型爆弾を仕込む
部屋のあちこちにかなりの数だ
爆発規模は大きくないから大丈夫だろう


「こちらは出来ました
これでこの部屋の全ての電子機器を乗っ取りました
こちらが望むように画面に映像を同時に映し出したり、
音声も好きなようにできますよ」


フィルさんにかかれば私の個人情報なんてすぐ盗まれそうだな…
もう女って情報を見つけ出してそうだな…


「こっちもバーカウンターできましたよ〜!
張り切ってお酒作りますので〜!」


いつの間にかエリオットさんはバーテンダーになっている
確かここに来る前はそうだったって言ってたな…
白いシャツに黒いベストに着替えているエリオットさん…
イケメンは何着ても似合います流石です


「これで最後だな…
何個隠したかなんてわかんねーけど充分だろ」


そうですねオリヴァー
ざっと300といった所だろう


「よっしゃ!準備はできたな
あとの計画はこうだーーー」


オリヴァーは私とエリオットさんとフィルに詳しく説明してくれた

前回やったというキャノン砲よりはマシだと思う

ホールさん本当にすみません…!

でも、こんなにふざけて楽しいのは人生で初めてかもしれない
少しだけワクワクする…
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