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突然ですが、これから貴女は諜報員です。

第3章 俺様の自信家と暗殺


「俺もティナの資料を見たよ
確かに男って記載されていたね
それを出会って早々疑えというのかい?
創設されていつしか女性に人気が出てしまって
女性は調査偵察班に立入禁止になったから
女であろうティナの追放希望かい?」


「そんな事はねーんだよ
俺は女だと思うって言っただけだろーが
追放なんて、そんな気はねーよ。」


少し言いすぎてしまったかな…?
とりあえずオリヴァーにはバレた同然だ


やがて俺の操縦するヘリはlexxの屋上に着陸する
ティナは相変わらずスヤスヤと寝ている
起こすのが忍びないなぁ…

すると、オリヴァーはごく自然な動作で
ティナを起こさないようにお姫様抱っこをした


「俺はティナが女だと思う
直接本人から聞いたわけじゃねーけど
だからといって調査偵察班を追放する訳でもねーし
同じ部署で仕事するメンバーとしてこいつを見ている
恋したとかそんなんじゃねーよ

ホールはよう…

…16くらいの女がこんな仕事するなんて
あんまりだと思わねーのか」


夕日がオリヴァーを照らす
燃えるような紅い髪と瞳がこちらを見据える
そして腕の中にはまだ起きない
16歳の美しい少女…

この視線は見たことがある…
そう、スラム街で初めて会ったときに。
その時は誰も寄せ付けない殺気を放っていたがーー

今はどうだ
慈悲が込められた優しい眼差しーー
まるで夕日が彼を擁護しているようだ


「そうだね…
オリヴァーの好きに思えばいいだろう」


15の時から随分と変わったものだねオリヴァー…



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【 profile 】

名前:オリヴァー (Oliver)
性別:男
年齢:26
身長:180cm
特徴:紅い髪と同じ色の瞳
前部署:武器調達班 成績)優良
現部署:調査偵察班 成績)優良
得意:武器の扱い
備考:
ホールとは15の時にスラム街で出会い
5年前に調査偵察班初期メンバーとなる
調査偵察班に入りたがり元ZI7という噂があるネシスを嫌う
相当な自信家だが実力は確かにあるので憎めない
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