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突然ですが、これから貴女は諜報員です。

第3章 俺様の自信家と暗殺


「場所は、ココから少し離れた発展途上国
そこで最近、政治家の暗殺が多発していてね
銃撃戦もよくあるらしい
その政治家の中に
重要な情報を持っている人がいる
見つけ次第、情報を吐かせて始末するんだ」


なるほど
銃撃戦に混じってターゲットに近づいて
吐かせてそのまま殺せと


「えぇ〜!始末するんですか!?
僕、ちょっと無理です…」


「銃撃戦ですか…
オリヴァーが適任だと思いますが…」


「あぁ、別に構わねーよ 俺が行く」


初めての仕事はオリヴァーさんとペアか…


「じゃあ、オリヴァーとティナがペアだね
よろしく頼むよ
ネシスがヘリを出してくれるらしい
30分後にスーツに着替えて準備して
屋上に集合だそうだ」


「マジかよ…
本っ当にココ部署の仕事は突発的だよな…
まぁ、慣れちまったんだけど
おい、ティナ準備できるか?」


「はい、すぐに」


「じゃあ、30分後に屋上だ またな」


そう言ってオリヴァーさんは準備の為に
部屋を出ていった


「そうそう、ティナにはこれを渡しとくよ
あっちの資料だからざっと覚えて」


そう言って辞書のように
分厚い資料が渡された


「うわぁ… 鬼ですねホールさん…
僕ならポイってしちゃいますね〜」


「ティナさんはエリオットと違って
androidだから大丈夫ですよ」


「そうでしたね!魔法でちゃちゃっとですね!」


「いや、あの、普通に頑張りますから
では、準備するので… 失礼します」


私も部屋を出て準備に取り掛かった


用意してあったスーツに着替えて
最低限の持ち物を持って屋上に向かった


「おっ、ティナもう来たのか
まだ15分しか経ってねーけど」


「オリヴァーさんの方が
早くいるじゃないですか」


「俺はいいんだ、ティナは新入りだろ
ほら、行くぞ」


私たちはヘリに乗った
すると、もう既に操縦席には
ネシスさんが座っていた


「…なんでネシスがいんだよ
普通に関係ねーだろ」


あっ、オリヴァーさんイライラしてる…
ネシスさんの事あまり好きじゃないのかな?


「調査偵察班はlexxの中でも特別ですからね
わたくしがお供させて頂きます」


うっわぁ… ネシスさん怖いくらい満面の笑み…

険悪ムードの中出発した
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