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突然ですが、これから貴女は諜報員です。

第2章 諜報機関へ


エレベーターで最上階に着くまで
そう時間はかからなかった
扉を開けると…


「ここへ来たことを歓迎しちゃうよ〜
は〜い、いらっしゃ〜い」


lexxの最上階、総司令官のクロスさんは…
ゆるい人なのかな…?


「話はアステルから全部聞いたから大丈夫で〜
909でこの成績なら全然問題ないから、うん
寧ろ、lexxに預けちゃっていいの〜って感じ」


見た目からして
アステル最高官と年はあまり違わないかな…
なんかテキトーそうな人だな…
実力は確かなんだろうな…


「レンはこのまま化学研究班の所行ってね
よろしく〜
ティナはちょっと残ってね、うんうん」


「じゃあね、ティナ…
部署は違うけど… 頑張ろうね」


「そうだね、頑張ろうレン」


レンは部屋を出てエレベーターに乗った


「さっ、ティナの事なんだけどね
これからは男でよろしくね
理由は行けばわかるから
調査偵察班が特殊なんだよ色々とね〜」


クロスさんが言うならそのようにしよう…
色々ってなんだろう…


「ネシス〜、ホール呼んでるっけ〜?」


「只今、こちらに向かっているそうです
もう暫くお待ちくださいませ」


「あの…
ちなみにネシスさんは
どんなお仕事しているんですか?」


「私は、主にクロス様の補佐
たまに他国の金融機関の破壊くらいですね」


え!?ネシスさんそんな物腰柔らかなのに
軽々しく金融機関破壊しちゃうんですか
カルウィング…
私なんかより物騒な人見つけたよ…


「ネシスの実力はすっごいんだよ〜
俺の補佐もしてもらっちゃってね〜」


「お褒めにかかり光栄です…」


ガチャーーー

「お呼びですか?クロス総司令官」


「ああ、ホールねいらっしゃ〜い
その青い子がティナね
今日からそっちに配属される子だから
面倒みてあげて、よろしく〜」


黒髪でスラリと長身の…
凄く落ち着いた大人という印象だ
スーツを着ているだけなのに…
何故こんなにもイケメンなんだ…?!
え!?え!?


「ティナだね?初めまして、
調査偵察班リーダーのホールだ
男として大変かもしれないけど
頑張っていこうか」


「はい… よろしくお願いします…」


私はこの時まだ知らなかった
調査偵察班がとんでもない所というのを…
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