第6章 白雪の入社試験
「国木田さん〜。」
『白雪か?』
どしたんだ?と聞く国木田さん。
「爆弾だいたい見つかりましたか?」
『ああ。三階と二階のはもう見つけた。』
早い。
時間まであと20分ほどであった。
「では、爆弾を止める方法を言いますね。」
私は、電話をしながら国木田さんに解き方を話していく。
「全部できましたか?」
『ああ。じゃあ、俺は、最後の一階をしてくるな。』
と云って国木田さんは電話をきる。
私は、あと20分ほどで爆発する五階に向かった。
ハアハア
「やっと取れたああ。」
私は、やっと三つの爆弾を見つけて止める。
これで終わりだと思って国木田さんに電話をかけようとした時
子供が泣く声が聞こえた。