第1章 タイムスリップしっちゃった!?
どのくらい経ったのだろう?
私は、目を覚ます。
私は、辺りを見渡す。
「ここは……どこ?」
そこは、建物の中だった。
そして、やけに暑い。
「もしかして、ここ燃えてる……?」
私は、ゆっくりと立ち上がってパチパチと言う音がする方に向かう。
「も、燃えてる!?」
私は、逃げ出そうとした。その時であった。
奥に二つの人影が見えた。
一人は寝ていて、一人は棒のような者を持っていた。
いや、棒ではなく刀であった。
「や、やめてください!!!」
刀を持っている者は私に気づいて逃げていった。
私は、訳分からず寝ている人の腕を掴んだ。
「ん?貴様、誰だ?」
「それは後です!!まずは、ここから脱出します!!!」
私は、風の音に耳を傾けて建物から脱出する。
ヒュウ
「こっちだ!!」
「……」
ヒュウウウウ
「あ、あった!!!」
私たちは、建物から脱出に成功した。
「ハアハアハア……」
私は、息を整えていた。