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あの子はいとこ【R18】

第4章 お風呂でしよう




ーーーー……



「ただいまー!」



学校から帰宅し、元気よく声を上げたのは大和だった


ここは宇菜の家


大和の家はお隣だが、当たり前のように家に上がっていた



リビングへ向かえばテーブルに置かれた紙に気づく



『友達と夕飯を食べてきます。二人の夕飯は冷蔵庫にあるので温めて食べて下さい』



どうやら明子は遅くなるらしい


それを見て大和は嬉しそうにする



「宇菜ちゃん、まだ二人きりでいられそうだね!……って、どうしたの?」



宇菜はぷくーっと頬を膨らまして大和を睨む


そもそも学校から帰ってくる途中でもずーっと同じ表情だったのだが…



「大和くん…わかってるでしょ。返してよ、ソレ」



そう言って宇菜が指差したのは大和のポケットだ


わずかに膨らんでおり、そこには宇菜の…



「あぁ、宇菜ちゃんの下着?ダメだよ。僕のお願いきいてくれるって約束だったじゃん」


「なっ…だ、だって…そんなお願いするなんて…」



宇菜は顔を真っ赤にさせる


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