第2章 快感に溺れる
「宇菜ちゃん、ちゃんと僕にお願いして。僕だけが宇菜ちゃんを求めてるんじゃないかって不安になるよ」
「そ、そんな…」
さっきまで嬉しいと言っていた大和
今度はまるで捨てられたような子犬のような瞳をしていた
急に態度を変えられ、宇菜は戸惑う
「宇菜ちゃん、気持ち良い…んだよね?」
これだけ濡らしているのだ
大和もわかって言ってるのだとすぐに気づく
「大和くん…いじわる…しないで…」
「いじわる?やだなぁ。僕は宇菜ちゃんが好きなだけだよ」
「…っ」
ずるい
ずるいずるい
こんなに焦らされて、それでも嬉しいなんて
宇菜は自分の中に何かが目覚めるのを感じていた
「宇菜ちゃん」
「………直接、触って欲しい」
絞り出す様な呟きだったが、ちゃんと大和には聞こえていたようだ
「いいよ。じゃぁ下着脱がしてあげるね」
大和はそう言って下着をずり下ろす
グショグショのそれは蜜をたっぷり含んでおり、秘部と下着を繋ぐように糸を引いた
その光景が卑猥で大和は股間を熱くする
下着が脱ぎ捨てられると、今度は大和は宇菜の片足を持ち上げる
「や、大和くん!?」
宇菜は驚きで目を見開く