第8章 彼のお部屋②
「や、大和くん…早く…もっとぉ…」
「ははっ。まったく、わがままな子だね」
そう言って一気に腰を沈めると
「ひやぁぁんっ!!」
宇菜は甘美の声を上げる
玩具よりも熱くてたくましい
本物に勝るモノは何も無かった
「あん!あぁん!!やぁっ…気持ち…あぁん!!」
「そんなに喘いじゃって…可愛くて壊したくなるよ…」
乱れる宇菜を見下ろす大和の目は、喜びで溢れていた
「大和くぅん!好きっ…好きぃ」
「僕もだよ宇菜ちゃん。僕が大人になったらすぐに結婚しようね」
「あっ…あぁん!ず、ずるいっ…こんな時に…あぁぁん!!」
まさかのプロポーズ
こんなに激しく突き上げられながら言われるものだとは思わなかった
それでも嬉しい事に代わりはない
「宇菜ちゃんとずっと一緒にいる。これからも宇菜ちゃんの中を掻き回すのは僕だけだよ」
「うん…っ!うん、大和くんっ…!あぁぁぁんっ!」
幸せな気分の中、宇菜は背をのけ反らせ
何度目かの絶頂に達していたーー