第8章 彼のお部屋②
ーーー……
「んっ…んんっ…」
何だか寝心地が悪くて目を覚ます
すると大好きな大和が宇菜を見下ろしていた
「あっ、起きた?」
「大和くん、ってアレ!?」
宇菜は驚いて目を見開く
両腕が頭上で繋がれていたのだ
しかも手錠で…
「や、大和くん!?」
「驚かせてごめんね、宇菜ちゃん。でも、今から気持ちよくしてあげるから」
「な…なに?」
布が少なく下着と呼べない下着は脱がされていた
その為、宇菜は完全に裸である
両腕が使えないせいで体を隠す事もできない
「宇菜ちゃん、今日の僕は体調が悪くてね。宇菜ちゃんを満足感させてあげられなかった」
「そ、そんなことないよ」
寝る前に何度も大和に突き上げられ、そして何度も絶頂に達したのだ
満足してないわけがない
それなのに大和は不満なようで
「気を使わなくていいよ。だからコレで今日は宇菜ちゃんをもっとイかせてあげる」
そう言って大和が手にしたのは小さな機械だった