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【防衛部】いつか見た星空を君とまた…
第1章 いつか見た星空を君とまた…
夜も更けた頃、私は一人で屋根裏部屋にいた。
幼い頃、幼馴染と一緒に星を見た思い出の場所だ。
膝を抱えて座り、空を見上げる。
時折、短い閃光を描いて星が流れる。
いくつ星を数えたかな…
小さな物音に気付いて視線を移すと、先輩が顔を覗かせた。
「ここにいたんだ。部屋に行ったら返事ないから寝ちゃったのかと思ったよ」
まだちょっと気まずくて視線を逸らした。
「隣、座ってもいい?」
そう聞く先輩に、私はうなずくことで返事をした。
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