第2章 最初の関係
"消子"そう呼ばれていたのは、プロヒーロー、ヒール。
本名、復澤消子という女性。
彼女はヒーローとしての人気はその当時はかなり上だった。アングラ系ヒーローの相澤とは、かなりの差があったのだが、彼女は個性が相澤と一致してした為、なんと相澤のサイドキックして一緒にしていたのだ。
復澤
「消ちゃん凄いよ!その包帯みたいなやつ!おかげで今日の仕事は楽だったよ〜!」
消太
「お前はヒーローとしての自覚がないのか」
復澤
「あるっちゃある!その為に雄英入ったもん!推薦だけど…」
消太
「救助活動に手を貸してたんだろ」
復澤
「アッタリ〜私の個性はそうゆうのだから」
消太
「もう1つはどうした?」
復澤
「あれ使うと消ちゃんとかぶるでしょ?ただでさえメディアに出るのを拒んでるんだから、少しは目立たないとね〜少しは」
消太
「どうでもいいだろ」
復澤
「私の最高のパートナーが目立たないと私が嫌なの!解った?」
消太
「知らん」
復澤
「あっ!またそうやってはぐらかす!」
もうつまんないな〜
と口を開くあいつは、最初はかなり面倒くさい奴だと思った。
ただでさえメディアが嫌いな俺を目立たせるなんて、正直言っちゃ馬鹿だ阿保だと散々思った。
でも何故かその時から、ちょっと癒されてた。
あいつとの会話で。