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君と紡ぐ100のお題
第5章 purple
なんだかんだでこうやって
年下男子に振り回されている私。
「うっわ、さすが広い家に住んでんね」
おい、嫌味か。
独身女に対する冒瀆か。
そんなこと言いながらも
彼を家に上げてしまう私。
だからいい歳してフリーなんだ。
「もー!そんなの嫌!」
と心の声が突然出てしまった。
「え?あ、ごめん、
またなんか変なこと言った?俺」
「い、いや、ううん、独り言」
さっきから独り言がひどい、と
笑う松本くん。
きみはいったい何がしたいの。
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