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君と紡ぐ100のお題

第4章 yellow








うつ向いていると
急に運転席の扉が開き
目の前にいい香りが広がった。


ガサガサッと何かを押し当てらると
視界には赤が広がって
カズくんが見えなくて。




「…か、カズくん!?」

扉が閉まった音がすると
自分の腕の中に花束があることに気づく。




わけもわからず
花束と彼を交互に見ると
耳を赤くした彼が



「…はい、プレゼントです」


と気まずそうに私を見る。




私が驚いて目を丸くしていると



「…ああもう、だから恥ずかしいじゃない
 サプライズなんて」


と笑った。





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