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君と紡ぐ100のお題

第4章 yellow










彼が車をコンビニに停めた。



「ちょっと待ってて」
と帽子をかぶり
マフラーをグルグルと巻き付けたまま
運転席を降りて私を1人車内に残す。



彼がいなくなると
小さなため息がでた。


やっぱり、
覚えてない、よなあ。




こんなことでいちいち落ち込んでたら
重い女だって、
面倒くさいって、思われちゃう。


やだ、そんなの、嫌だ。


色々考えていると
自分の中の彼を好きだ
という気持ちが大きすぎて
私だけが大好きみたいで



なんだか
寂しくなった。









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