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君と紡ぐ100のお題
第3章 gleen
「どうしました、雅紀くん」
「あ!ちゃん!来て!」
彼がベランダに降りてこいと
手招きをする。
わけもわからずスリッパを脱ぎ
ベランダ用のサンダルに足を入れる。
雅紀くんの横に並ぶと
ヒールのない私はかなり視線を上げて彼を見る。
目が合うと、
「ね!」と言って満面の笑みを浮かべられた。
どうしよう、雅紀くんの言う、
「ね!」の意味がわかりません。
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