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君と紡ぐ100のお題

第3章 gleen








「ちゃん、ちゃん」


と彼の呼ぶ声。


キッチンからリビングを
少し覗いてみたけれど
彼の姿はそこになく。


あれ、確かにこっちから聞こえたはず


そう思って
リビングの方までやって来ると

仁王立ちして私に背を向ける彼が
ベランダにいた。




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