第22章 秘密と特訓
金曜日午後4時30分
菅原、田中
「ふ、あ∼∼∼あ」
『2人ともそんな大きなあくびしてたら(澤村「眠そうだなお前ら」
ほら見つかった』
ギクーーーッ!!と肩を震わせ怯える2人
ギクシャクと狼狽えながらしどろもどろに答えた
菅原
「べ、勉強のしすぎかなァ~?」
田中
「オッオレモベンキョウノッ(汗」
『龍に限ってソレはないでしょ』
田中
「エ゛ッ(汗」
澤村
「まぁ良いや、今日から入部の1年紹介するよ」
孝支と龍の怪しい行動を無視して1年の紹介を始めた
?
「よろしくお願いしまぁーす!」
?
「よろしくお願いします!!」
澤村
「金髪の大きな方が月島蛍
で、こっちの黒髪が山口忠だ」
一通り挨拶を終えて部活が始まった
田中
「・・・けっ!なァ~んか気に入らねーなさっきの新1年!」
菅原
「お前初対面の奴大体気に入らないじゃん」
『龍ってそういう習性でしょ?』
田中
「“習性”って・・・」
『でも・・・予想以上の来たね』
チラッと新1年、蛍をみた
彼は188センチの長身だバレーではタッパは大きな武器の一つ
162センチの翔陽とは20センチも差が出来てしまう
菅原
「明日大丈夫か」
田中
「だ、大丈夫ですよ
俺だって入るんスから!!」
『そうだね、飛雄もいるしね』
ドンッと胸をたたく龍に対して冷静に突っ込む
菅原
「でもさ、影山ってな~~んか中学の時より大人しくない?」
田中
「えぇっ!?どこがスか!?
クソ生意気じゃないスか!」
菅原
「中学の時はもっとこう・・・
絶対的自信をもっていたというか
破天荒というか―――・・・」
田中
「?どっちみちクソ生意気です」
『孝支ダメだよ』
菅原
「うん。田中に聞いたのが間違いだった!」
田中
「・・・・・・・・」
『よし!この話はお終い部活頑張ろうね』
明日は試合、どうか勝てますように