第20章 デート
『ねえみんなお昼食べた?』
岩泉
「そう言や食ってねえな」
『実はね早起きしてお弁当作ったんだけど・・・・食べる?』
及川
「Σえっ、山城ちゃんの手作り!!?
食べる食べる!!」
花巻
「いいな~手作り弁当🎵
山城ちゃん俺の彼女になって♡」
及川
「ダメダメ、山城ちゃんは及川さんの彼女になるの!」
岩泉
「うるせぇぞ!?黙って食え(怒」
橘
「一静には私が作って来たよ♡」
松川
「サンキュー」
ギャアギャアと喚く3人を無視して結花と一静はラブラブモード全開でお弁当を広げる
『どうかな?』
及川、岩泉、花巻
「旨い!!」
モグモグと食べ進めていきあっという間に完食した
花巻
「あれ?お茶ってもう無いの?」
『私コンビニで買ってくるよ』
及川
「山城ちゃん1人だと心配だから俺も行く~」
岩泉
「お前と2人きりの方が心配だ」
及川
「Σ酷いっ岩ちゃん!?」
苦笑いを浮かべながら徹と一緒に近くのコンビニへ行きお茶を購入した
及川
「ねえねえ山城ちゃん」
『何?』
及川
「本当に及川さんと付き合わない?」
『私・・・・・付き合って人がいたの』
及川
「“いた”って事は今は“いない”って事だよね?」
『うん。失恋したばかりの時に私を好きだって言ってくれた。
そんな彼に甘えて自分の気持ちに嘘をついて付き合っていた
心の中には別の好きな人がいて、それなのに彼には“好き”だって言ってた
最低だよね・・・だからね徹とは付き合えない』
及川
「山城ちゃん・・・俺頑張るよ!!
ぜっったい振り向かせて見せるからね!?」
『徹?』
及川
「その心の彼より“及川さんが良い”って言わせて見せるんだからね!」
『ふふっ私が好きな人は徹と全然違うタイプの人だよ?』
及川
「大丈夫!全然気にしな~い🎵」
『それじゃあ頑張って私を口説いてね?』
クスクス笑うと徹のも一緒に笑った
こんなに楽しく笑ったのは久しぶり。ありがとう徹