第18章 挫折と貫徹
°˖✧✧˖°縁下side°˖✧✧˖°
部活を休んで5日最初は凄く快適に毎日を過ごしたがすることもなくなって暇をもて余していた
「することないな・・・・」
夏休みの課題は休んだ5日の間に終了させてしまいベットに寝転んで天井を見つめて呟いた
田中も西谷の今頃頑張ってんのかな・・・
俺何やってんだろ
溜息を吐きゴロンと寝ころんだ
ピンポーン
「んっ?こんな時間に誰が来たんだろう」
時計を見ればまだ朝の8時を少し過ぎた所
母
「あらまあ!・・・・・・力の彼女!?・・・・・」
はあ!?俺に彼女なんかいないぞ!
ガバッと驚いて起き上がる
トトトっと階段を駆け上がって来た母が勢いよくドアを開けた
母
「ちょっと力!?あんた彼女いたのね
後でちゃんと紹介してよ🎵」
「は!?ちょっ(母「すっごい美少女じゃない!!も~あんた面食いなのね~」
言いたいことだけ言ってまた1階へと帰って行った
暫くして今度はゆっくりと階段を上ってくる足音がした
部屋の前に止まると コンコンッとノックがした
急いで立ち上がりドアを開いた
「Σえ!!萩さん何でここに!!!」
『こんにちは突然ごめんね?』
「い、いえ・・・・・
あっどうぞ入ってください!」
『うん。お邪魔します』
遠慮気味に部屋に入って来た山城は部屋を見回していた
力がパタンとドアを閉めるとビクッと肩が震えたのを力は見逃さなかった
「あっドア開けときましょうか?」
そう言やスガさんが萩さんは男苦手って言ってたな
苦手なのにわざわざ何で俺の所に来たんだろう?
『だ、大丈夫だよ力は知ってる人だから』
「立ち話もなんですし座って下さい」
ちょこんと座るのを見て力は山城と机を挟んだ反対側座った