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[HQ] 好きな人

第17章 約束


田中
「す、スガさん!!なんスかこの可愛い生き物は//」


西谷
「俺も居ます山城さん!!」


澤村
「反則だな//」


菅原
「可愛すぎだべ//」


『??』


監督
「ここが居心地良いってんなら仮入部してみろ
マネ経験者なら邪魔になんねえだろしな
清水も負担が減って助かるだろ?」


『良いの?』


清水
「うん。一緒にマネしよう」


監督
「って事だ兄ちゃんお前は大人しく帰れ」


白河
「Σええそんな~」


ぶつぶつ文句を言ってその場から動こうとしないタクミ


清水
「山城も変なのに好かれてるね」


『うん。でもあれもうすぐ引き取りに来てくれるから』


清水
「引き取りに?」



「しーらーかーわー!!」


開けっ放しの扉から鬼の形相の坂本が現れた


白河
「Σゲッ!坂本先輩!!?」


坂本
「お前はまた会社抜けて何やってるんだ!!」


白河
「いや~何って山城さんのお迎えに・・・」


坂本
「山城お嬢様の送迎はお前の仕事じゃないだろうが!
それに今日は社長から送迎は必要ないと言われている!
帰るぞ!!?」


ガシッとタクミの襟首を掴み引っ張った


坂本
「烏養監督これを社長から預かって参りました。
それでは皆様大変ご迷惑をおかけ致しました
山城お嬢様頑張ってください」


手紙らしきものを渡しみんなにお辞儀をしてタクミを引き摺りながら体育館から出て行った


田中
「山城さんってお嬢様なんスか?」


菅原
「萩って聞いたことない?結構大きな会社だと思うけど」


縁下
「Σえっ、もしかしてあの萩ですか?」


菅原
「そうその萩だよ」


澤村
「スガお前よく知ってるな」


菅原
「俺の母親と山城の母親が友達なんだ
昔山城の家に遊びに行ってたんだ」


『孝支昔の事覚えてたの?』


菅原
「うん。覚えてるよ」


ねえそれならあの時の約束も覚えてる?



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