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[HQ] 好きな人

第3章 練習試合


及川
「Σずるいっ!?俺も山城ちゃんとバレーしたい!!?」


『試合終わったら見てあげるから待っててね(ニコッ』


及川
「ええ!!俺も一緒に、痛ァーっ、なにすんのさ岩ちゃん!?」


岩泉
「テメークソ川何他校生に絡んでんだ!?」


及川
「・・・Σ痛っ、痛ァッ!!」


現れた岩泉に後頭部を殴られ喚く及川


鎌田
「何やってんだお前ら?」


岩泉
「スンマセン・・・」


及川
「すいませ~ん」


鎌田
「ほれっ試合始めるから応援は2階に行ってくれ」


シッシッと追い払われ2階へと上がっていった


ピーーーッ  試合開始!!


『沙希ナイッサァー!』


こちらからのサーブで試合が始まった


北一
「1本で切るよ!?」


沙希のサーブは北川第一に拾われる



「来るよ佳那!?」


坂東
「楽勝です!」


佳那のレシーブは綺麗にセッターの結花に帰る



「山城!思いっきり打ち込め!?」


『当たり前でしょ!?』


バンッ


小川、大塚
「山城さんナイスキー!?」


岩泉
「すげぇーな・・・」


及川
「うん」


影山
「カッケー山城さん」


順調に点を取り1セット目は


25-22で勝利した


休憩をし2セット目が始まり山城のサーブ


橘、岡本
「山城~そろそろ本気のサーブ見せてよね~」


『も~助っ人でブランクありの私をこき使うんじゃありません!!』


でも、久しぶりにやってみようかな?


ピッとボールを高くトス
キュッ キュ キュッ 思いっきりジャンプ
ボンッ!! よし行け!?


北一
「キャッ!!」


ゴッ  ガガンッ!?


北川第一の選手がレシーブするもボールは2階の柵へと激突した


シーーンと静まり返る体育館にピッとホイッスルが鳴る



「ナイッサァーッ!?」


岡本
「ブランクあるって言いながらすごいサーブ打つね~」


中野
「山城さん素敵です!?」



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