第1章 告白
クロに告白されてからと言うもの以前にもましてスキンシップが激しくなった
黒尾
「山城~(ギューッ」
部活の休憩時間になると汗をかいていようが関係なく抱き着いてくる
『Σわっ、クロやめてよね』
黒尾
「ええ~いいじゃんかよ俺と山城の仲だろ~」
孤爪
「山城ドリンク頂戴」
クロから解放されドリンクを研磨に渡す
『ありがとう研磨』
孤爪
「別に・・・嫌ならちゃんと言いなよ」
『うん』
好意を寄せてくれるクロを嫌いになれず曖昧な関係が続いていた
?
「山城ー」
ある日の放課後男バレの隣のコートで練習中の女バレ主将、橘結花(たちばな ゆか)が声を掛けてきた
『どうしたの結花?』
橘
「遠征試合のことで相談があるんだけど良い?」
『遠征?』
橘
「そうなの!?今度宮城に遠征に行くんだけどうちのエースの香澄(かすみ)が怪我しちゃって、代理で試合に出てくれない?」
『代理って・・・ブランクあるけど良いの?
橘
「山城なら大丈夫でしょ🎵」
黒尾
「何々~山城試合に出るのか?」
結花との話にクロが割り込んできた
橘
「山城借りてもいいでしょ黒尾」
黒尾
「おう‼いいぞ」
橘
「やった~金曜日の夜10時に学校集合!!土曜日に試合、一泊して日曜日の午前中にもうひと試合して夕方に向こうを出発、月曜日の朝学校到着解散予定だからね♡」
「三連休を活用してんなあ~」
『土曜日!?』
今日が水曜日と言うことは・・・・・三日で調整しなければならない
香澄はエースWS、攻撃の要・・・・・
『今から調整に入る。マネージャー業はお休みするからクロ、後はよろしく』
黒尾
「任せとけ‼」
橘
「じゃあさっそく練習開始!?」
あと三日どこまで感が戻るかわからないけど試合に出るからには勝利を目指す!!!?