第6章 キス騒動
及川
「わかんないって?」
『え?ああ、あれは凛が撮ったから私は持ってないの』
及川
「そーなの?じゃあ今度はツーショットで撮ろ♡」
そう言うとスマホを構えて肩を引き寄せた
『そんなにくっつかなくても//』
及川
「ん~・・・・あっ!山城ちゃん睫毛にゴミが付いてるよ(ニコニコッ」
『えっどこ?』
手で目を擦ろうとすると徹が遮った
及川
「擦っちゃダメだよ取ってあげるから目閉じて(ニコーッ」
素直に目を閉じると徹の手が頬に触れる
及川
「ちょっとだけ上に向いてくれる?」
『うん』
及川
「それで、次はちょっと背伸びしようか」
『背伸び?こう?』
及川
「うんそう、いい撮るよ?(ニヤッ」
チュッ カシャ
『Σ!!?』
及川
「ご馳走様(ニッコリ」
岩泉
「テメェ、クズ川何してやがる!?」
及川
「何ってキス♡」
『私のファーストキスが・・・・・』
及川
「俺が初めての男なの!やったね~」
岩泉
「イラッ)萩」
『一どうし・・・んっ!』
グッと腕を掴んで腰を抱き頭を引き寄せキスをした
『っんん・・・ぁっ』
一通り咥内を堪能しペロッと上唇を舐めてから離れる
濃厚なキスで足に力が入らず一にしがみついた
岩泉
「エロい顔。ディープキスは俺が初めてな(ニヤッ」
『///』
及川
「岩ちゃん負けず嫌いだね~」
岩泉
「テメェにだけは言われたくねえ⁉」
及川
「うん、俺負けず嫌い何だよね。だ か ら よっと!」
『わっ!?』
いきなり抱き上げられて落ちないように首に腕を回してた
及川
「行先俺の家に変更ね(ニコッ」
『Σ!?やだ、おろして!』
身の危険を感じるんですけど!?誰か助けて!!!
影山
「道の真ん中で何してんスか」
真っ赤な顔で抗議していると後ろから声がかかり
徹からべりっと引きはがされ飛雄の後ろに隠された
影山
「岩泉さんがついてて何やってんスか」
『た、助かった・・・ありがとう飛雄』
影山
「ウスッ」
及川
「もぉ!トビオちゃん邪魔しないでよね!」
今のうちに逃げよう!!
ぎゃいぎゃい言い合いをしている間に
気づかれぬようにそっとその場を抜け出した