• テキストサイズ

貴方に恋して…【織田作之助】

第2章 異能力は十人十色。使ったり使わなかったり


「たまたまですよ」

あははーと手を頭の後ろにし誤魔化す。





「そうか。」





作之助は端的に答えた




「家まで送ってく。」






「あ、あのその心配はいりません。」





「遠慮はいらん。」





「だって…」






「私の家ここから2つ隣です…」





「え…」


少しの沈黙音と笑い声


「何だ。同じマンションでかつ同じフロアか」



「じゃあ、すぐだが気をつけて帰れよ」



「あ!はい。ありがとうございました。」





「そういや、普通に言えばよかっただろ。どうして俺の部屋に来た?」




口ごもる
「なんとなくですよ…それでは…また。」

また、頭の後ろに手をあてて誤魔化す。だって…





扉を閉めて自分の部屋まで走った。





言えない。貴方の事が気になったからなんて


/ 21ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp