第2章 快楽
そう言い、アレクは右手で頭を固定して腰を少し浮かせ、自ら腰を激しく動かす。激しいピストンに牡丹は息ができず気を失いかけた瞬間、喉に熱くてドロッとしたものが流れ込んできた。
ピュル…ピュルルル…
止まらない。
熱いものが喉を伝って身体に入ってくる。
喉溶けてしまいそう。
「んっ…全部飲んで…ね。たくさん出てくるよ。止まらない。どう?俺の美味しいでしょ。牡丹も幸せだろ。」
「んんん…」
ゴクゴク…
牡丹の目からは涙が溢れる。
口からはアレクのものとヨダレをだらしなく零している。
出し終わると、アレクはおのれのものを抜く。口からはぐぽぉとみっともない音が漏れる。
牡丹は背中を後ろに床に倒れ込んでしまう。
「よくできました。」
アレクはぐったりとしている牡丹の頭を撫でて、メイド服を取り着せてあげる。
着せ終わると耳元でこう囁いた。
「俺のお人形さん。これからも遊ぼうね。」
そこからどうやって部屋まで戻ったか覚えていない。
気がつくといつもの寝床で朝を迎えていた。