第4章 第2話
ガラガラ────
『失礼しま…………!?!?』
校長室に来てまず最初に目にした物は普段じゃ絶対に見る事のない光景……
『お、お父さん!?』
「あぁ遅かったじゃないか」
「まぁまぁとりあえず座ってください千尋さん」
校長先生に言われた私はお父さんの隣に座った
「それでは先生借りて行きますね」
『は?』
「いいですよ
忙しかったらこのまま早退でもいいですからね
私の方から話して置いてあげますよ」
「先生にそう言ってもらえると助かります」
『いやいやいや
勝手に話しを進めないでください!!
どう言う事ですか?』
「あぁ千尋には言ってなかったな」
「千尋さんのお父さんは私の教え子何ですよ」
『え!?
ってそこじゃ無くて!いやそこもだけど
何処に行くのですか?』
「あぁそれは後で話すよ
時間がないから行くぞ
荷物持ってこい」
「それでは先生ありがとうございました」
「はい
お仕事頑張ってくださいね」
「はい」
この2人は私の存在忘れてない?
そんな呑気に話しを聞いていた私に重大な事態が起こるなんてこの時の私は想像もしていなかった