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【A3!】劇団員たちとの楽しい日常。

第6章 ダリアと怪我。*



「み、すみく、っ、も、やば、ッ、」


 三角くんの髪に指を通し、軽く掴むと僅かに顔を上げた三角くんと視線が絡まる。指の抽送が速まり肉芽を強く吸われると目の前がばちばちと明滅し大きな快感が寸前まで押し寄せた。思わずぐっと三角くんの髪を握り締めるとぴたりと三角くんの全ての動きが止まり絶頂に達することなく、しかし全身が快感の波に覆われたままぴくぴくと震える。はくはくと呼吸を繰り返しながら三角くんを見ると中に入ったままだった指が出て行った。


「っぁ、…みす、みくん、?」

「し~、だれか帰ってきたみたい」

「え、」


 言われて耳を澄ましてみると玄関の方で話し声が聞こえる気がする。慌てて乱れたままの服装を整えいつの間にか口の端を伝う唾液を拭き取ると三角くんも手早く傷に大きな絆創膏を貼ってくれた。そして三角くんが救急箱を片付けるとタイミングよく談話室のドアが開いた。


「おかえりなさ~い」

「あれ、三角がこんな時間に帰って来てるなんて珍しいね」

「はるがけがしちゃったから一緒に帰ってきたの」

「怪我したの?」

「ぇ、あ、はい、」

「…なにかあった?」


 東さんと出かけていたらしい密さんに真っ直ぐに見詰められて言葉に詰まる。言い訳を考えるだけの冷静さも今はなく挙動不審に視線を彷徨わせていると不意に密さんの手が首に伸びてきた。ただでさえ敏感な肌に密さんの冷たい手が触れて思わず小さく声を漏らすと密さんの視線が不信感を滲ませる。頭の中が真っ白になってあの、その、と言葉にならない言葉を吐き出した。


「熱があるのかもしれないから部屋まで連れてく~」


 何も出来ない私を心配したのか三角くんが私の体を抱き上げると額と額をコツンと付けて「すこし熱いかも~」と零し談話室を後にした。バレていなかっただろうかと鼓動がどくどくと脈打つ。
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